鴎の忘備録

エッセイとか・・・日記とか・・・・

「雨のうた」 vol.4

   「雨のうた」vol.4

では、時代をさかのぼってバロックの巨匠たちに

賭けてみようか。


ラモーやクープランはとても詩的な題名のついた

クラブサンの小曲を多数残しているではないか。


「百合の花ひらく」「修道女モニカ」・・・

この調子で行くと、もうすぐぴったりな曲が

思い付くはず。


「風にむかう小さな風車」「つむじ風」

風が出てきた。近い、近い。

「雨」までもう少し。


「髪の光沢財」「ソローニュのお人よし」

おや、おや。

「うなぎ」「ひきがえるバヴォレ」

あらいやだ。

おかしな題名ばかり思い出してしまう。

まったく、どうしてこんな曲名を付けたのだろう。

フランスバロックの巨匠たちは却下。


でも、ドイツバロックの作曲家に関しては

バッハやヘンデルしか思い浮かばない。


偉大な彼らの残した曲は、どれも重々しくなおかつ

荘厳でありがた過ぎて、雨のことをうたっていても、

なんだか人生の例えのように聞こえるわ。

 

    vol.4  seagull.t