鴎の忘備録

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「ダウントン・アビー」とウッドハウス

「『ダウントン・アビー』を観るべきだよ。」

 

と、知り合いから勧められた。

 

というのは、もう2年くらい前の話なのだが・・・

 

わたしは、連続ドラマが苦手で、アメドラでも、一話完結ものが好き。

「次回も見なくちゃ」的な強迫観念を持ってしまうからかもしれない・・・

 

だから、「ダウントン・アビー」もおススメされてから、いよいよもって観始めるまで、こんなに月日がたってしまった。

 

このたび、CSで一挙放送になったため、強迫観念を持ちたくない自分でも、マラソン放送なら大丈夫。一日テレビの前に座っていればいいだけだから。

 

それで・・・

 

面白かったです。(一挙放送は、毎週日曜なので、まだシーズン2なんですが)

 

主人公の長女メアリーは、しっかりしているのかしていないのか、男っぽいのかまさに「女!」なのかよくわからないけれど、強くて賢いし・・・

 

次女は影がうすいけれど、なんて酷いことするの!お姉さんに!というようなことまでやってしまう事件を起こすし・・・

 

三女は、とっても可愛らしくてやっぱり末っ子なのね・・と思っていたら、『現代の女性』に向かっていく英国の歴史!みたいな行動派だし・・・

 

お母様の「若草物語みたいに育つかと思っていたのに、喧嘩ばっかり・・・」

という言葉が印象に残っていたりして・・・

 

そして、使用人の皆様たちが個性的で素晴らしい。

アンナが賢くて落ち着いていて素敵だなあ・・・と、今のところ思っていて・・

カーソン執事も執事らしい(私の思うところの)風格があって・・・

 

トーマスが最低だったり(笑)

 

そんなダウントン・アビーを観ながら思い出したのが、ウッドハウスという作家。

 

私はウッドハウスの作品が大好きで、なかでも「ジーブスシリーズ」が好きで。

 

「お嬢様はアホでございますか?」という例のドラマのイギリス版という感じのストーリーでございます。

 

ウースターがまったくもって、執事ジーブス抜きでは生活できないお坊ちゃんで、そこからくるドタバタ劇の『ジーブスシリーズ』(文庫本で発売されているので、ぜひ読んでほしい)

 

イギリスでは、ヒュー・ローリー(「ドクターハウス」でお馴染みの)主演でドラマ化されてもいるのだが、その「『ジーブスシリーズ』のドタバタ劇」と、「『ダウントン・アビー』の重厚なドラマ」とが、、まったく同じ「素材」を使った物語であるというところが、ものすごく面白い。

 

登場する「いとこ」や「おばさま」、「おともだち」も、ダウントン・アビーの世界と一緒なのに、どこをどうやったらここまで「ギャグ」になるのか・・・という対比。

 

ウッドハウスが大好きなので、その比較をしながら「ダウントン・アビー」を観るのもまた楽しかったというお話でした。

 

今週の、日曜日のマラソン放送も観る予定(休日、一歩も外に出られませんね(笑))